こんにちは!グリーンママです。
長い間専業主婦をしていましたが、少し前からパートで働いています。何も分からない分野でのお仕事、先輩方に教えていただくことばかり。
初めて体験することなので、毎日四苦八苦しています。
こうして教えていただく立場になってみると、今まで子育てでは教える側としての視点ばっかりだったな、と反省・・・。
今回は、親が子どもに勉強を教える時に気をつけたいことを、自身の体験をもとに書いていきたいと思います。
教える側は、教える人に思いやりをもって指導しなくてはいけない
今回私が仕事を初めて、非常に実感したことです。
初めてのことを教えてもらう時って、ものすごく緊張するんですね・・・。
やり方を教えてもらう
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「さ、やってみて」(この間、じっと手元を先輩に見られている)
↓
緊張感MAXでやってみる
↓
手元が狂い、失敗
ということが、毎日起こります・・・。私が人一倍不器用ということもあると思いますが、やはり人生で初めてやることはなかなか最初から上手にはできないようです。
そして、毎日毎日失敗が続くと、だんだん自分に対して自信がなくなってきました。
さらに、教えてくれる人に悪気なく「さっきも教えたでしょ」と言われたりすると、もう本当に申し訳ないし情けないしで、自分が嫌になります・・・。
こうして、教えてもらってうまくできない経験をすると、いかに自分が子どもに対してひどいことを言っていたかがよーく分かりました。
「なんで?」
「さっきも同じこと説明したじゃない?」
「どうしてできないの?やる気ないからでしょ。」
いえいえ。できないのが、普通なんですね。本当に子どもに悪いことしたな・・・。
さらに、「イライラさせちゃうんじゃないか」と余計なことを考えると、ほんっっとうに萎縮しちゃってダメ。
頭の大部分が「怒られないようにやらなくちゃ」ということに使われて、教えられていることのコツとか流れなどを覚える方にはほんの少ししか使われていないな、と思いました。
「相手がどこまで理解しているかを確認してから教えてくれる人」の説明は分かりやすい
勤め先は非常に専門用語が多く、同じ「おと」でも普段の生活とは違う漢字のことが多いです。なまじっか同じ「おと」だと、違う単語だと気が付きにくくて、余計混乱します。
同じことを教えてもらうにも、Aさんは専門用語を最初から使って説明。結果、私が仕事の流れをなかなか理解できず。
Bさんは「この単語は初めて?これはこういう意味でね・・・」と専門用語を知っているかの確認から入るので、仕事の流れがすっと頭に入ってきました。
初心者に教える時は、初心者がどこまで知っているかを確認してくれると、断然理解が速くなることを感じました。
家でこの話を夫にしたら、教える方にサービス精神がどのくらいあるか、だと(確かこんな風に言っていました)。だとしたら、今後職場に新しく人が入ってきた時には、自分もサービス精神を持って教えられるようになりたいな、と思いました。
親の余裕が子どもの学び速度を上げる
子どもは、親が思っている以上に叱られたくないと思っているし、自分も間違えたくないと思っているだろうと、働いてみて思いました。
親から見たら、ふてくされたりやる気がないように見える時があるかもしれないけれど、本音は違う。誰だって、できない自分よりできる自分でいたいと思うし、叱られるより褒められたいです。50代でもそうなのだから、小学生・中学生・高校生はもっとそうだろうと思います。
だから、「叱られるかもしれない」とビクビクする状況下では、子どもが理解できる情報がものすごく少なくなるので、親はイライラしない方が良いと思います。
叱られない安心感があると、分からないことも頑張って理解しようと思えるものです。
結果、理解が速くなる可能性が高くなる。
大変だと思いますが、試してみる価値は絶対にあると思いますよ!