普通の学力の子が医学部に合格したかったら、時間を味方にしよう。

お子さんが医学部に行きたいと希望して、親御さんも賛成ならば、できるだけ早く具体的な受験対策をすることをお勧めします。うちのような普通の子どもには、時間が一番の味方です。

どういうことかと言うと、コツコツとやって伸びたとしてもその伸びはゆっくりで、合格レベルに達するには時間がかかるからです。早く合格したければ、前倒しでやり始めるしかありません。

医学部に合格していった子どもの同級生達を考えても、それぞれ合格までにかかった時間は違いますが、着実に力をつけて合格していった印象です。




高1で駿台の偏差値50のうちの場合

医学部合格までの軌跡〜高1駿台全国模試(第2回)の成績〜

医学部合格までの軌跡〜高1駿台全国模試(第3回)の成績〜

どちらの模試も「医学部受験します。」とは、言いづらい成績でした。

医学部受験をすると決めたのが、高1の夏休みから医学部に向けての勉強を始めました。部活も辞めました。

平日は5時過ぎから勉強を始め夕食と入浴を挟み10時に就寝。勉強時間は3時間〜3時間半くらいだったかと思います。休日は4〜5時間くらい。

小学生の頃から10時間勉強する経験のある人から見たら、全然生ぬるいと思うのですが、当時はこれでもヘトヘトでした。

でも、この時に部活を諦めて勉強を始めなかったらまだまだ医学部合格レベルには達していなかったかもしれませんし、医学部を諦めていたかもしれません。

もしうちの子どもと同じくらいの成績のお子さんが医学部を希望されているならば、一刻も早く手を打った方が良いのではないかと思います。

特に理系が苦手なお子さんは、集団授業では成績は改善されないかもしれません。うちは集団授業ではダメでした。

個別なら良いかと言うと、これも塾や先生によるのですが、医学部志望→難しい→発展問題という発想の先生もいて、基礎ができる前にどんどん難しい問題をやらされて一向に成績が向上してこない場合もあります。

医学部の過去問をものすごく研究している所は違うのかもしれませんが、普通の田舎の個別塾でそこまで特化してやっている所はほとんどないのではないでしょうか。




もし中3から医学部を目指し勉強を始めていたら?

中学3年生から医学部を目指して勉強を始めていたら、もしかしたら現役での合格の可能性はあったかも?なんて思うときがあります。

子どもは高校入学ですっかり気が緩み、入学から夏休み前まで全く勉強をしなかったのです。いくら言ってもダメ。

クラスの友達と遊ぶのが楽しくて楽しくて、水を得た魚のように生き生きと学校に通っていました。それはそれで、親としては嬉しいことだったのですけどね。

やはり、この半年の抜けが痛かったように思います。たらればを言っても仕方ないですね。結局できないことも含め、うちの子どもなのだと思います。




まとめ

普通の子は学力の伸びもゆっくりなので、できる限り早く医学部受験に向けた勉強を始める方が有利だと思います。

偏差値50位の場合は、苦手科目はすぐに個別や家庭教師、親が教えるなど手厚いフォローが必要。子どもに任せたままにしておくと、出来ないことが後回しになり結果受験に間に合わなくなります。

時間は平等です。でも、同じ時間でできることは人それぞれ違います。能力差は確実にあります。普通の子は能力が高い人に比べて合格レベルに達するのに時間がかかることを忘れずに、早くスタートして時間を味方にするのが堅実なやり方かなと思います。

では。

数学の基礎を固めるのにオススメの参考書です。数学が苦手な人は、無理して難しい参考書や問題集をやっても効果が薄いです。理解しやすく分かりやすい参考書を使いましょう。




スポンサーリンク
スポンサーリンク