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受験本を参考にする時に気をつけること。和田先生の本とか理IIIの佐藤ママさんとかね。

受験というと、塾とか予備校とかZ会などの通信教育が思い浮かびますよね。最近はスタディサプリなど、田舎にいても受験勉強がしやすいコンテンツが増えました。

参考書コーナーに行くと、一緒に受験に関する本がたくさん並んでいます。親の体験談や(東大理IIIにお子さんを四人合格させた佐藤ママさんなど)、受験のカリスマと言われる和田秀樹さんの本など毎年沢山の本が出版されています。

つい購入してしまう方も多いのではないでしょうか。

さて、今回は受験本を参考にする時に、私が気をつけた方が良いと思うことををお話ししようと思います。

  1. まずは広く浅く沢山の受験本を読んでみる。違う著者の物を読んでみること。
  2. 著者のスペック・学歴が本人(子ども、保護者)とあまりに違いすぎると実践が難しい。
  3. 「奇跡の」とか「大逆転」と言うようなキャッチーな言葉を使った本はあまり参考にならない。
  4. 当然のことながら本を買っただけでは受からない。勉強法博士で勉強ができない人は結構いる。
  5. 自分に合うやり方をつまみ食いするつもりで取り入れる。

我が家の体験とともにそれぞれお話ししますね。




まずは広く浅く沢山の受験本を読んでみる。違う著者の物を読んでみること。

色々な本を手当たり次第買って読んでみてわかったのですが、成績を上げるための勉強法として書いてあることは、「ある程度」共通しています。

何冊か読んでみて、どの本にも書いてあるようなことは取り入れてみて大丈夫なことが多いです。もちろん個人で合う合わないはありますよ。でもそれは試してみないとわからないです。

結局どの本にも共通して書かれているようなことは、特別なことではなく、とてもオーソドックスなことです。




著者の学歴・スペックが本人(子ども、保護者)とあまりに違いすぎると実践が難しい。

これは最初に失敗したことです。

和田秀樹さんの本には、黄チャートを一日どのくらいとペースが記載されています。ところが、数学が苦手な子どもは、一度も支持されたペースで数学を進めることができませんでした。

いくらご本人が「落ちこぼれ」(ただし灘中・高)とおっしゃっていても子どもとスペックが違いすぎ!!おまけに数学が大の苦手。そりゃ違って当たり前ですよね。

今となると、最初に気づこうよと言うくらい初歩的なミスなんですが、なんでしょうね、親というものは子どもの能力に無意識に期待しちゃうものなのかな(笑)?

和田先生の本で受験を成功させられるのは、そもそもスペックが高いとか今は気が緩んで遊んじゃっているけど実は中学受験でそれなりの学校に入っていて勉強の仕方は分かっている、というような人じゃないかなと思います。

だから、そういう人達にはすぐに参考になると思います。

黄チャートは子どもの家庭教師の先生からも勧められました。

勉強する本人ではなくて保護者についても一緒です。佐藤ママさんのような能力はなかなか一般人にはないです。私も彼女の本を参考にもちろんあれこれ真似させていただきました。

とは言え、最初は「すごすぎる!やりすぎじゃない?」ともちろん思いました。お子さんは相当優秀そうです。にもかかわらず、あれだけ小さなことから大きなことまでお母さんがサポートされているんです。

そのとき、こんな風に思いました。

理IIIに行ける可能性があるお子さんでさえ、お母さんがこれだけサポートしているんだから、うちも同じくらいやらないと医学部に受からない!!

まずは簡単そうに見えることから、始めてみました。

簡単そうに見えたことも全然簡単じゃなかったです!(泣)

あれだけのことをできる人の子どもなら、理IIIに行って当然だ〜と思いました(理IIIの難しさは全く分からないのにすみません)。まあ普通のお母さんはできません。




まず、彼女の成績を上げる方法論が1つではなく、それぞれのお子さんに合わせていくつも提示されています。

一般人のよくあるパターンは、自分の成功体験を子どもにも同じようにやらせてしまう、です。それしか知らないんだから仕方ない部分はあります。かくいう私も、、、。

彼女の場合は、もちろん自分のやり方もお持ちでしょうが、まずお子さんの性格を考えて、上手くいかないなら別の方法を提示し、成果を出せるようにしっかりみている、という能力が素晴らしい。

とても柔軟ですし、何より一人一人のお子さんをよ〜く観察しています。

また、お母さんが主導して理IIIを受けさせているような印象を持つ方も多いようですが、決してそうではなく、子どもが「こうしたい」と言う意思がありお母さんはそれを全力(普通とレベルが違いすぎるけれど)でサポートしていると、私は本を読んで思いました。




私の場合は、簡単じゃないと分かりつつ、佐藤ママさんのやっていたことを1つずつ実践するように努め続けました。

例えば作業系で言えば、センターの過去問は一年ずつ切り離して使うとあったので、切り離して製本する作業は全て私がやりました。

切り離して行く作業は、だんだん頭の中が白くスッキリする感じでお寺の修行をしているような気になりました。

うちは河合塾の過去問で、それなりの分量があり、最後はなかなか辛かったです。これを4人分されたんですから、佐藤ママさんはすごいと思います。

ところで、切り離して製本した過去問は子どもがとても役立ったと言っています。特にうちの場合は予備校までの距離が片道2時間前後かかるので、重い過去問を何冊も持ち運ぶのは大変。国語とか英語とか文系の過去問は電車の中でかなりの数こなせたと思います。

これらを一年分ずつ切り離してホチキスで留めました。

「奇跡の」とか「大逆転」と言うようなキャッチーな言葉を使った本はあまり参考にならない。

まあ、これは当たり前と言えば当たり前。奇跡や大逆転は滅多にないから人は惹かれるのです。みんなが奇跡や大逆転を起こしていたら、普通ですもんね。

1年くらい前だったか、一切飲食しないで太陽のエネルギーで生きられるという人の記事を見つけました。本当なのか嘘なのか、それは分かりません。特異体質の人はいるかもしれません。

ただし、これは一般人には当てはまりません。戦争中はたくさんの人が栄養失調だったと思います。今は、糖質制限をしすぎたりダイエットしすぎて栄養失調になる人がいるようです。何事も過ぎたるは及ばざるが如し。中庸が一番良いと私は思います。

勉強も同じで、劇薬のような方法は長続きしないと思うんです。地味にコツコツとやることが一番成績が上がります。

ただし、単語を書いて覚えるとか、女の子に多いですがカラーペンを使って綺麗なノートを作るなどの作業系に注力するといくらコツコツやっても、その時間は無駄になってしまうことが多いので注意した方が良いと思います。

子どもが塾でアルバイトをしていますが、そう言う子にアドバイスしてもやり方を変える子は少ないそうです。もしかしたら、そう言う子が変わったらすごく成績は伸びるのかもしれないですね。

ともあれ、こう言う本は読み物としては面白いので、そう言う人もいるんだ〜位で楽しむのが良いかなと思います。




受験本を買っただけでは受からない。勉強法博士でも医学部に受からない人は結構いる。

私は受験本を参考にして、取り入れて良かったことがいくつもあります。ただし、方法を知っていても実際に勉強しないと成績は上がりません。当たり前!と思うでしょうが、実は私も魔法のように勉強ができるようになるやり方がないかな〜と言う下心で、勉強法をあれこれ探していた時期がありました。

でも、なかったです。本当に残念ながら。

もしあったとしたら、脳の作りがそもそも違うと言う個人の能力の問題。自分のことを過大評価しすぎないように気をつけたいですね。

そして、まずうちの子のように勉強時間が短い人は、とにかく机の前に座って勉強する時間を増やしましょう。

・・・と言っても、これが簡単じゃないですよね。すごくよくわかります。

私と子どもは高2の夏休み(医学部を目指すと言ってから1年後にもかかわらず)に、ものすごく頑張って机の前に座って勉強しましたが、6時間あたりで限界がきましたもの(汗)。

お友達には10時間勉強したと言う子がいましたが、2人でどうやって座っているんだろうね、と勉強の内容よりも座っていられることに興味を持ったくらいです。

それくらい、勉強習慣のない人間には長時間やると言うことは大変で、難しいことです。やれると思っても、無理な人が多いと思います。

約30年前ですが、国立の医学部に合格した私のお友達は、予備校の寮で、このシリーズの椅子を使っていましたね。長時間座っても疲れず、姿勢が悪くならない椅子が良かったみたいです。

自分に合うやり方をつまみ食いするつもりで取り入れる。

盲目的に一人を信じてしまうことがある人は注意。どの著者もお子さんやあなたと同一人物ではないので、合うこともあれば合わないこともあります。その辺の判断は、普通は子どもよりも親の方が的確に出来ることが多いです(稀に違う場合がありますが)。

「これだけやれば」

と言うのは、とても危険。

2チャンネルなどで、「あいつのやり方でやったけど受験失敗した」と言うのは、多分この人はすごく純粋な人で著者を信じ切ってしまって起きた悲劇だと思います。ここは難しいところで、信じすぎてもダメ、疑いすぎてもダメというバランス感覚が問われる部分です。信じすぎると上記のようなことになるし、疑ってやると例え自分に合っていてもあまり成績が上がりません。ある程度「これをやれば上がるんだ!」という純粋な気持ちで勉強に取り組まないと、ブレーキがかかって(自ら無意識にブレーキをかけてしまう)成績が伸びないと思います。

全部取り入れる!元を取る!という気持ちではなく、この本の中の1つか2つ使えるやり方があるといいな〜という気持ちでいましょう。たまに1つも参考にならなかった、ということもありますが、このやり方は自分に合いそうにないと分かっただけで十分です。美味しい情報はあちこちつまみ食いしちゃいましょう!

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