医学部志望者の多くが現状と合格レベルの差を認識できていないかも。

時々、受験について相談を受けることがあります。

当たり障りなく「頑張ってね。」で終わらせれば良いのかもしれませんが、私はよそのお子様でも「〇〇したい。」「〇〇になりたい。」と聞くとなんとかしてあげたくなってしまい、合格できそうなルートを一生懸命に考えます。

そして何人かとお話しして思ったのは、現状の成績と合格レベルとの差を簡単に埋められると思っているのではないか?と言うことです。

それにプラス、学校の先生や予備校のチューターさんは、厳しい現状をどのくらい具体的に本人や保護者さんに伝えているのだろう?と思いました。

なぜ、予備校に何年も通っているのにこんなに当事者意識が低いんだろう?と。たくさんのお金を毎月支払っているのに、子どもも頑張って勉強しているのに、もったいないですよね。

では、どうすればより現実的に差を感じるようになるのでしょうか。




身近に国立医学部や東大合格者がいると現実的に考えるようになる

まずは一般的に言われている医学部受験の現状を調べると良いと思います。先日ご紹介した各サイトにも色々情報が乗っていますし、ネットで調べると医学部受験の過熱ぶりなども分かると思います。

関連記事>>医学部受験初心者🔰の保護者さんにオススメの受験情報サイト。

そうは言っても、何となくひとごとな感じで自分のことに引き寄せて考えられませんよね。私もそうで、とにかくすごく頑張らないとダメだとは分かるのですが、具体的な目標をどう定めて良いのかが分からなかったんです。

そんな時に、子どもの高校の卒業生のセンター得点が発表されました。東大に合格した先輩のものです。得点率が一人は約94%、もう一人の先輩が90%でした。各教科の点数も具体的に記載されていました。

この時初めて「国立医学部や東大に合格するってすごいことなんだ。」と実感しました。子どものチャレンジセンターの得点とは雲泥の差なのが明らかです。

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あまりの点数の差に、絶望感が・・・。

でも視点を変えると、田舎に住んでいても現役で東大に合格する人はいる。しかも94%取った先輩は全て独学だそうです。すごすぎ!

我が家が家庭で医学部受験を何とかしようと思った大きな要因の1つに、この先輩の存在があったと思います(後から考えると自分達が同じようにできると思ったのはおこがましかったです)。

すごい先輩がいてくれたお陰で、やり方次第で何とかなるかもしれないと子どもも私もすごく勇気をもらいました。

遠いどこかのすごく頭の良い人の話ではなく、身近な高校の先輩の話だと思うと、うちの子供にもチャンスがあるのでは?と希望が。今まで半目を開けて見ていた成績を両目をもっとしっかり開けてシビアに見なければ!と思うようになりました。




成績をシビアに見るには、まず親が冷静になる

それからの私は、成績自体は厳しく見るようになりました。厳しく見ると言うのは、「頑張れば何とかなる」とは思わないようにすることです。

頑張るのなんか医学部受験生なら当たり前のこと!と自分と子どもに言い聞かせました。

具体的に何ができないのか。

どうすれば克服できるようになるのか。

いつまでにできるようにするか。

これらをノートやカレンダーに書き出して、効果がありそうな参考書や問題集を探し、計画を立てて実行するようにしました。もちろん上手くいかないことの方が多いので、その都度見直しをしました。

それから、もう1つ。成績が振るわないことに負の感情を持たないようにしました。私も一生懸命にサポートしているので、成績が悪いと結果を見た瞬間カッとなることがありました。

でも、親が怒っていると思うと子どものスタンスは「叱られたくないからやる」になってしまいます。私のせいで、子どもが冷静に自分の成績と向き合えていない、と感じました。

一番大切なのは、子どもが自分の受験なんだ、自分が何とかするんだ、と思うようになることです。

自分のための勉強なんだと思うと、子どもは自分の実力を謙虚に受け止めて、必要な勉強を自らするようになりました。

浪人生の頃は、勉強しなさいと言う必要もなくなり、むしろ「よくあんなにできるね。」と我が子ながら感心するようになりました。自分のやりたいことに向かって努力する子どもの姿を見せてもらえたのが親にとっては一番嬉しいことだったかもしれません。




私が子どもの成績を開示するのは、同じような成績の子に現実を見て欲しいから

少しずつですが、子どもの模試の成績を開示し始めています。子どもの了解を得るときに、「勇気もらっちゃう人いっぱいいるね。(笑)。」と言われました。

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医学部志望と言うのすら憚られる成績でした。言ったら周りの人に笑われちゃうな、と思っていました。

勉強はやればすぐできるようにはなりません。

勉強して、理解して、覚えて、試験まで忘れないようにするって本当に難しいのです。試験の日に忘れていたら、その前にどんなに勉強しても点数にはなりません。

繰り返し繰り返し勉強して、それでも忘れて、また同じことを勉強して、また忘れて・・・。

これを延々と繰り返すのです。少しでも成績が上向くとモチベーションが上がりますが、上がってこないどころか下がることもあるのです。頑張ってやっていると思っている人ほど、ダメージが大きいです。

うちもそうでしたが、成績が振るわず合格ボーダーからはるか下にいる人ほど、多分この辛さが分かっていないのです。それは本気で勉強していないから。

だから、簡単に「頑張れば成績が上がる。」と思えるのではないかな。




うちの子どもの模試の成績推移をよく見てください。ひどいし、全然成績上がっていませんよね?子どもが高2の冬に私はプチうつっぽくなりました。どう考えても現役で合格しそうにないし、浪人しても受かるの?と疑問しかなく、そんなことばかり考えていたら家から出られなくなりました。

もし、同じ時期に同じような成績をお子さんが取っているようでしたら、今すぐ本気で勉強を始めた方が良いと思います。部活も友達づきあいも大切だし、貴重な高校生活の1ページだと思うのですが、お子さんが一番望むものが医師になりたいことならば、他のことを諦めてでも必死にやるしかないと思います。

あれもこれも全部やってもサクッと難関医学部に合格する人は、当然います。

でも、その人たちと比べても仕方ないことです。比べるなら、比べて惨めになるのではなく、できる人と自分の子どもの勉強のやり方を比べて参考にさせてもらった方がいいですよ。




自分の学習法を諦めずに探して、合格するまで勉強し続ける

うちの子どもの成績はひどかったですが、自分と似たような成績をとっていたグリーンママの子どもも、最後はセンターで90%取れるようになったんだ、と思えたら勇気が出ませんか?

私たちが高校の先輩に、やり方を間違えずにコツコツやればいつかセンター9割取れるかもと勇気をもらったように。

そのためには、まずは医学部合格レベルをよく知ること、できれば身近な合格者の成績を教えてもらえると良いですね。

お子さんと一緒に、冷静に成績を分析すること。

とにかく本気で勉強を今すぐ始めること。

自分にあった勉強法を試行錯誤して、やり続けていく。

以上をくじけずに続けていけば、成績は少しずつ伸びてくると思います。

いまいち自分の成績が実感できないようならば、厳しいことを言う人に(・・・私?)成績を見てもらうと良いですよ。ひどいことを言われて傷つくかもしれませんが、私は「ずっと不合格」の方がよほど傷つくと思うのです。

いまいち本気になりきれないなら、目を覚まさせてくれる厳しい先生に教えてもらうのも良いかもしれませんね。

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