医学部受験にケアレスミスは禁物!間違えないと言う意識「以外」でミスを防ぐアイディアをご紹介。

ケアレスミスは我が家でも大きな問題でした。小さなミスは「この時」間違えた、と思っている限り無くなりません。なんと言っても気をつけていてもやらかしてしまうんですからね・・・(泣)。

子どもが中学生の時に英語でよくやっていたミスは、

「.」「!」「?」をつけ忘れること。

本当にわざとやってるんじゃないの?と疑うレベル。

これでどれだけ点数を落としたことか・・・。

これは英語に触れることが多くなるにつれて、無くなっていきました(ほっ)。

数学は小学生の時からずーっと変わらず

筆算の位を揃えない(揃わない?)

字が汚くて数字を読み間違える

移項でプラスとマイナスを間違える

分数の分母と分子の計算が混ざる

そこに中学生くらいから

字が小さい 上に 字が薄い

と言うさらなるトラップが・・・・

直しなさいというのは、小学生の頃から口を酸っぱくしてずーっと言い続けてきました。

でも言うことをきかない→間違える→怒る→拗ねる。

この繰り返しで、一向に改善せず。

高校生2年生の終わり頃から、子どもが少し大人になり、ミスしたくないので親の言うことを試してみるか、、、となりました(推測)。

小学生や中学生、さらに高校生のお母さん、多分普通の子どもってこんなものではないでしょうか(ですよね?)。男の子女の子どちらのママからも似たような悩みを聞きますし、今考えると小学生や中学生の時にあんなに叱らなくても良かったな〜と思っています。

子どもにも親の言うことを受け入れる器ができていなかった。

そしてこれはとても反省していますが、親にも子どもをゆったりと受け止める器と、子どもを上手に導いてあげられるスキルがなかった。

だから、どっちにしてもあの時期には我が家では直すことは無理だったのだと思います。

だから、今、上記のようなことができなくても、あまり焦らず子どもとケンカしないでください。いずれできるようになる日がきます。本人がどうして点が取りたくなれば。

ガミガミ言っても疲れるだけで、お互いに嫌な気持ちになるだけ。

子育てはタイミングがとても大事なので、少し待ってあげて欲しいなと思います。自分の反省をすごく込めて言いますが。

とは言え、折につけ「あなたはこう言うミスをしやすいから、少し気をつけてみてね。」(ニッコリ)と優しく言うのは、ありだと思いますよ。これは言った方が良いと思います。何かの拍子に「そう言えばお母さんがこんな風に言っていたな。」と思い出すことってあるので。

さて、本題。

ではミスしないぞー!と言う意識以外でケアレスミスを防ぐアイディアです。

今回は字が小さく薄いという点に関して。

うちでは、文房具、を工夫しました。

字が小さく薄い。

では字を大きく濃くするためには、どうしたか。

秘策(?)は4Bの鉛筆!でした。

すみません(汗)、すごく大したことのないアイディアで(汗)。

でも、ガミガミ言うよりも効果がありましたよ。

まず4Bだと、鉛筆の先がすぐに丸く太くなるので小さく書こうと思っても書けないんです。従っていつもより大きめの字になる。

さらに当たり前ですが、4Bは濃いのであまり力を入れなくてもまあまあ読める濃さになります。

字が大きく濃くなると、読み間違えが少し減りました。

読み間違えが減ると、少し点数が上がるので効果を実感して、もうちょっと綺麗に書こうかなと筆算の位が揃うように気をつけたり、分数の書き方も綺麗になりました(しつこいようですがこれ高2以降の話)。

そもそも、苦手な数学で解法を覚えるなどの方で苦戦をしているので、せめてケアレスミスで点を落とすまいと必死になってきたのもあるかと思います。

子どもの悪い癖が直らないことでケンカをして時間を使うなら、子どもがどうすればその癖が出ずに済むか考えることに親は時間を使った方が良いのだなと実感しました。道具やシステムを変えてあげれば、子どもはすっと出来るようになることが案外たくさんあります。それを考えてあげるのが親の仕事なのかも、とも最近思います。

でも本当は悪い癖って言うのはなくて、ただ単に特性ってことだと思っています。うちの子の字を小さく書くと言うのも、お米に字を書くような芸術家(?)になるのだったら欲しい才能!ですしね(笑)。ちなみに私の字は大きすぎて、申込書を書くときにいつもはみ出ます・・・(恥)。

それと、間違えるからだけではなく、採点者に対する敬意をあらわすためにも、字を大きく濃くできればもっと丁寧に書くように言いました。

「君には分からないだろうけど、老眼になると小さくて薄い字で書かれたノートや解答がよく見えない。採点してくださる先生にも母と同じような人がいるかもしれない。解答を採点してもらおうと提出しているのに、見せたいのか見せる気がないのか分からない字を書くのはやめようよ。せめて読みやすい(見えやすい)字を書くのが、採点してもらう方の誠意でしょ?よろしくお願いします、という気持ちで解答を書いた方が良くない?」と。

とにかく読みにくい字というのは、見る気が失せます。それは間違いないです。

ちなみに高校の先生方の間では、子どもは「教師ゴロシ」と言う異名をいただいていたとかいないとか(笑)。老眼に厳しい解答だったんでしょうね〜。先生にも一目置かれるほどだったのか。そんな息子の解答を一生懸命読んで採点してくださった先生に申し訳ないやらありがたいやら・・・。

では。