子どもの医学部受験時、特にこの時期に私がよく見ていたサイトがあります。
「医学部受験と再受験」
というサイトの中の、
国立大学受験情報 と 私立大学受験情報
です。
特に、コメント欄をよく見ていました。
実のところ、くだらないというか嫌がらせのようなコメントで溢れることもあるのですが、中に「これは信ぴょう性がありそうだな。」と思うコメントが混じっています。
私は国立の二次試験の情報が役に立ちました
在校生らしき人が学校の様子や、地域の交通状態、天候について答えてくださっている場合もあり、思ったより寒そうだったので子どもに暖かい衣類を多めに持たせるのに役に立ちました。
さて、そのコメントの中で特に私が注目していたのは、二次試験が終わった後の受験生のコメントです。
私はコメント欄ををずっと見ていて、
「これは(うちの子は)前期ダメだったな。」
と判断しました。
この時、子ども本人は「試験はよくできた」とすっかり合格したつもりでした。
そうなると、どうしても後期の準備に身が入らなくなりますよね。連日友達と出かけていました。
私も最初は見守るつもりだったけれど、やっぱりそのままではいけないな、と。
思い切って
「残念だけど、前期は落ちていると思うよ。」
と子どもにストレートに伝えました。理由も一緒に。
子どもはしばらくショックを受けていました。それはそうですよね。苦しい医学部受験が終わったと思っていたのに、再び戻って行かなければならないのですから。
ただ、私が集めてくる情報は子どもなりに信用していたようで、もう一度気持ちを切り替えて勉強を始め、運よく後期で合格することができました。
気持ちをいかに切り替えるか
あの時に、私が釘を刺さなければ、多分もう一度集中して勉強を始めるのは、前期の発表が終わってからだったと思います。また、発表まで受かったと思っていたのに、自分の番号がなかったらどれほどショックを受けたか。
ある意味私が早めに伝えたので、発表を見てもショックはショックでしたが、親子とも「やっぱりそうだったか・・・」とさっさと気持ちを切り替えることができました。
やれることを最後までやりきろう!
後期試験まで諦めずに粘り続け、毎日淡々と勉強するのはなかなか大変なことです。見守り続ける親だって疲れています。
でも、ここまで頑張ってきたのですから、最後まで悔いのないようにして欲しい。
まずは、国立の前期試験。
センター試験、私立医学部の結果が良いにしても悪いにしても、気持ちを切り替えてもう一度国立医学部に集中するのは難しいかもしれませんが、粘りましょう!
お母さんも、辛いけど頑張りましょう。日本全国、同じ気持ちで過ごしている仲間がたくさんいます。そして、この辛さもいつかは終わります。終わりのない試験はありません。
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