国立医学部二次試験中に親はどう過ごす?

お釈迦様のように、悟りの境地になりたい・・・

国立医学部の二次試験が、いよいよ迫ってきました。

お子さんが試験中は、どんな風に過ごす予定ですか?




子どもの試験中は落ち着かない

子どもの進路がかかった二次試験。同伴される保護者の方、かなりいらっしゃいますね。

私も御多分に洩れず、現役の前期は付き添いました。センターを受けてから初めて受ける試験ということ、飛行機の距離なこと、雪がたくさん降る地域だったことから、付き添いを決めました。

センター試験の時も同じだったのでしょうが、自宅で待つのと、初めての場所で待つのでは随分違いました。

自分の試験よりドキドキするし、何かに集中することもできない。落ち着く場所もない。どうして良いのかちょっと困りました。




最初は大学の控え室で待つことに

朝は子どもと一緒にタクシーで大学まで行ったので、保護者の控え室がありますよ〜とのアナウンスに何となくついて行ってしまいました。

そのままとんぼ返りでホテルに帰る気にもなれなかったのです。

今考えると、何であんなに大学にいたかったんだろう?と思います。過保護ってことですね。恥ずかしいわ。

でも初めてってそんなものかなとも思います。何もできないけど、近くで頑張れって励ましていたいと言うか。

ただ、待つと言ってもやることは何もありません。広い控え室にポツンポツンといる保護者。

私も1時間くらいは我慢したのですが、ついに母親が控え室にいてもいなくても試験には関係ないと納得し、ホテル周辺に戻りました。




ホテルの中のスーパー銭湯へゴー!

ホテルには、スーパー銭湯が併設されていました。温泉好きな子どものために敢えてこのホテルを選んだのですが、どちらかと言うと私がすごく助けられました。

部屋にいるのは、すごくストレスでした。試験のことばかり考えてしまうのです。

子どもが試験から帰ってきて、ぐったりと疲れた母親の顔なんて見たくないだろうなと思いました。

できれば、ニッコリ笑って「お疲れ様!」って言ってあげたい。

それくらいしか、この場所で私ができることってありませんよね。

だから、子どもの試験中は1日目も2日目も温泉で過ごしました。

大きなお風呂は、それだけでリラックスできますね!のびのび脚を伸ばして、ゆっくり浸かりました。

2日目は、岩盤浴まで体験。体が温るし、汗をかいて心も体もスッキリしました。

お風呂のおかげで、どちらも試験後も私は朗らかなお母さんでいられたと思います。

温泉さまさまです。




何をしたってストレスは無くならない。

子どもの受験は、どうしてもストレスゼロにはなりません。何をしていても、寝ていてすらストレスを感じています。

だから、疲れが取れず心底疲れ切ります。

試験中ならなおさらです。

心の中で手を合わせ、「どうかどうか、試験が上手くいきますように!」と必死に祈っています。

でも、親が何かしてもしなくても、受かる時は受かるのです。その逆も然り。

どんどんストレスを溜めることはありません。




体を強制的にリラックスさせる

気持ちの面からリラックスさせるのは、無理と考えましょう。

私も色々試してみました。

映画を見る、本を読む、美味しいものを食べる、仲良しの友達と話す。

どれもその時は楽しいような気がするのですが、終わってもストレスが減った気がしませんでした。

結局、私にとって一番効果があったのは、体を強制的にリラックスさせることです。

以前ご紹介したストレッチもその1つです。

もうすぐ国立二次試験。夜眠れないときは、開脚ストレッチがききました。

そして受験に付き添った時は、温泉に入り、体を温め、伸ばし、緊張してガチガチだった体をほぐしました。

体がほぐれると、不思議なことに気持ちも落ち着く気がしました。

体と心は繋がっているんですね。

私は、子どもの受験を通して、自分の体と心の両方のお守りが上手になった気がします。




最後に

今は平成。そしてもうすぐ平成も終わります。

もう岸壁の母(知ってる?)、しなくても良くないですか?

お母さんは、お母さん。

子どもは、子ども。

ずっとお子さんと一緒に頑張ってきたのですから、お母さんも自分にご褒美あげましょう。

そして、試験で疲れて帰ってくる子どもがほっとできる、素敵な笑顔で迎えてあげられたらいいですね!

では。

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