新高校受験生のための春休み特訓計画を立てています!

実は今、わくわくしている計画があります。

春休みに新しく受験生となる中学生二人の特訓をすることになっているのです。

つまり、家庭教師をするのですね。

この計画を考え始めてから、やっぱり私は子どもと一緒に勉強をするのが好きなんだな〜、と改めて思っています。

成績が伸びて子どもが喜んでくれたり、子どもが自信をつけていくのを見ると、嬉しくて仕方ないのです。

今はその様子を想像している段階ですが、いつものんびりぼーっとしている私が、急にシャッキッ!!としてエネルギーが湧いてくるのを実感します。

例えば

「どんな風に教えれば、彼らの成績が伸びて自信をもてるようになるのか?」

「どんな声掛けをすれば、ポジティブに勉強に取り組めるようになるのか?」

「どの教材を使って、どんな風に進めていこうか?」

こういうことを考えていると、楽しくて楽しくて、一日中でも平気です。

人のために戦略を考えるのって、私にとっては最高に楽しいことなのです。

早く春休みが来て欲しい!!



生徒さんの現在の様子

さて、今回一緒に勉強する予定の生徒さんの様子をご紹介します。

現在は二人とも同じ塾(県内では最大手)に在籍しているそうです。

週に二回ほど塾に通っているものの、集団授業を聞き、出された宿題をするだけの受け身の勉強になっているとのこと。

一人は少しずつ成績が伸びているので、塾の効果は出ていると思います。

もう一人は、以前通っていた進学塾(成績別クラスあり)が色々な理由で通うのが難しくなり、辞めてしばらく塾には通っていなかったのですが、冬期講習からもう一人の生徒さんと同じ塾に通うようになったそうです。

成績はどちらも中学校では中よりちょっと上の成績だそうです。

うちの子どもの高校受験対策はどんなだった?

子どもが高校受験の時は、夫と私が勉強をみました。

勉強計画は私が立てていたのですが、以前ご紹介した「中学生の自宅学習法 内藤勝之著」という本を、本当に毎日毎日読み返して参考にしていました。

内藤先生は基礎〜標準が大切、木で言うと根っこから幹の部分に当たる部分に抜けがあると、いくら葉の部分(応用)をやっても成果が出ないとおっしゃっています。

ところが当時、中学生も新課程に変わり新しい形の問題(応用)が出るという情報がありました。

頭では、「基礎〜標準をしっかりやれば子どもが受ける高校は大丈夫だろう」と分かっているのですが、相談できる人もおらず情報もないためどんどん私の不安が膨らんでしまいました。

結果、今はうちの子にとって新しいタイプの問題をやらせるべきではないと思う私と、不安でその問題をやらせて案の定子どもができないのでイライラして怒ってしまう私が、頭の中で言い合いをしている状態に。

私が不安を解消できないことが原因で、ついついあれもこれもと沢山のことに手を出しすぎて、子どもは勉強をやってるのにちっとも身にならない状況になってしまいました。

あの頃のことを思い出すと、本当に本当に子どもには申し訳なかったと思います。

子どもだって初めての受験で不安なのに、親の不安の解消ために振り回されるわ怒られるわで、散々だったと思うんです。

その後なんとか志望校に合格し、高校1年生の夏から親子で医学部受験に取り組むようになり、色々と試行錯誤を繰り返した結果、私も子どもも成長したと思います。

やみくもに沢山の教材をするよりも、やたらと難しい問題を解かせるよりも、まずは基礎から標準の最重要項目を完璧に仕上げる方が後で効果が高いと、今では分かっています。(高校受験当時の私は表面的な理解だったと今はわかります。)

我が子の高校受験対策をふまえ、春の特訓の内容はどうする?

ずばり、中1中2の基礎から標準の復習です。

難しいことは一切やらないつもりです。

今の成績が学校で中のちょっと上なのは、基本的な知識に穴があるからです。

そして、自分たちはどこが分かって、どこが分かっていないのか、全く分かっていない。

よって、この春休み特訓の目的は、抜けている部分の確認と徹底反復で基礎を固めるです。

その目的を達成するための問題集はこれ↓に決めました!!!

この問題集、と〜っても薄いです。5教科でこの薄さを考えると、1教科あたりのページ数は相当少ない。

以前の私なら、「こんなに薄い問題集だけで大丈夫なの!?」と疑心暗鬼になること間違いありません。

でも、いいのです。

生徒さん達にはきっとこの位薄くないとインパクトがないです。

「え!?これだけでいいの?楽じゃね?」

彼らには、こう思ってもらわないといけないのです!!

10日間で復習と謳っていますが、1日の勉強時間を5〜6時間にするつもりなので、この薄さだと最初の1周目は2日か長くても3日でしょう。

下手すると1日で最初の一周が終わってしまう可能性もあります。

まずはこれで、知っている部分理解できている部分と、知らない理解できていない部分が分かるはずです。

数学や理科などの理解が必要な部分は一緒に確認をしようと思っています。

知らないのは、覚えてもらいます!

さて、2周目です。

新しい問題集を使う予定です。まっさらな問題集で解いてもらおうと思います。

間違えた問題は、1周目で使った問題集にチェックを入れておきます。

同様に3周目、4周目、5周目・・・くらいになれば、おそらくミスはほとんどなくなってくると思っています。

もし早い段階で、ほぼミスがでない状態になったら、もう少し厚い問題集に取り組もうと思っています。

基礎〜標準でも1教科ずつ独立している問題集も視野に入れます。(今のところ何も決めていないので、決めたらまた加筆しようと思います。)

短期間でとにかくアウトプットを繰り返して、彼らの基礎がしっかりしてくれるといいなあ。

子どもは春休みの復習で、一気に学年4位に浮上!

田舎でみんなのんびりしているのが一番の要因だと思いますが、中3初の実力テストでは子どもは4位に浮上しました。

春休みは1日2〜3時間だったと思いますが、中1中2の復習をしていました。

この実力テストの前までは「どうせ自分はダメだから〜」と自信なさげ、かつそれを言い訳にしていた子どもが「あれ?もしかしてやればできる!?」と思ったきっかけになりました。

先生もびっくりしたようで、廊下で声をかけられたそうです。

私から見ても、明らかにこの前と後では違うと思います。子どもに自信が芽生えたんだなと感じました。

この経験から、短期間で一気に成績を上げることは、子どもをやる気にするのにとても有効だと思っています。

だから、この方法で春休みはどこまでできるか試してみようと思います。

私はこの特訓の勉強が、生徒さんにとって楽しいと思えるような、ちょっとしたゲームになるような工夫をしたいと思います。

楽しければ子どもはどんどんやりますからね〜。

私も家庭教師頼んで良かったと思ってもらえるように頑張ろう!