母が文系の子どもの医学部受験コーチになる時に決めた戦略

子どもが高1の夏に私が分かっていた、知っていたことは、以下の通り。

1、受験で学習習慣がないのは論外。

2、飽きっぽい性格だと始めても続かない。

3、理系科目ができないと医学部入学はさらに難度が上がる。

4、医学部は普通の受験と違い、滑り止めがない。

5、私立医学部は共働きではないサラリーマン家庭にはまず無理。

我が家の状況と照らし合わせていきます。




1、受験で学習習慣がないのはお話にならない。
2、飽きっぽい性格だと始めても続かない。

上の2つは、自分自身がそうだからです。頭が良いとか悪いとか以前に全く学習習慣がついておらず、おまけに飽きっぽいので色々やってはすぐやめてしまいます。

中学生までは学校の授業を聞いて宿題(しかも学校で)をやっているだけで上位にいた人が高校で転がり落ちるパターンそのものです。

私の子だものね〜。

子どもだけに任せたら一生かかっても医学部には行けません。

でも、裏を返せば今まで公文に5年ほど通っただけで、塾にも行っておらず中学受験もしたことのがない、高校に入ってからの自宅学習時間がほぼゼロ。

勉強時間を増やすことと効果のある勉強法が確立できれば、まだまだ伸ばす余地があると思いました。




3、理系科目ができないと医学部入学はさらに難度が上がる。

残念なことに(本当に本当に残念)、子どもは理系科目ができません。

数学、物理、化学が壊滅的。

大体の国立医学部は、理科が二科目ですよね。物理は生物にするとして、残りの数学と化学。

どうする(汗)?




4、医学部は普通の受験と違い、滑り止めがない。

滑り止めにならないですよね。どこも偏差値高すぎ。

そして、私立医学部は無理。

これから大変だな、医学部がダメだったらどうなるんだろう?(泣)




5、私立医学部は共働きではないサラリーマン家庭にはまず無理。

生まれてくる家庭は子どもには選べません。そして、うちの子はサラリーマン家庭の子です。

私立医学部は例え受かったとしても行かせてあげられません。せめて住宅ローンがなかったら、とか、私がずっと働いていればと考えましたがどうしようもないです。

ごめんね、と子どもに謝りました。




我が家の方針が決まった!

よって、我が家の方針は以下の通り。

1、国公立の医学部
2、地元や首都圏にこだわらない
3、センター逃げ切り
4、できるだけ二次試験で理系科目の少ない大学を選ぶ
5、過去問の相性の良い大学
6、得意科目の配点が大きい
7、面接点が大きい

母が勉強をみると決めた時点で、働くという選択肢は私の中から消えました。あまり体力がないので、両方は無理です。

だったら、

塾に行ったのと同じだけの成果を、私がコーチして出す。

よし!頑張るぞ。

ただし、自分の経験を踏まえると、

親が勉強をみると言うのは、恐ろしく難しい

他の人にむやみに勧められない。

と言うのが今の私の考えです。

また、これについては別に書こうと思います。

では。