成績が伸びない時は、あれこれ手を出さず減らしてみることも検討してみる。

現役の11月は、やたらと焦っていて何をしたら良いのか、私の頭の中はものすごく忙しかったなあと思う。

医学部受験もそうだったが、子どもの初めての受験となる高校受験の時はもっとそれがひどくて、毎日日替わりで子どもにやらせる本が変わったり、やる分野が変わっていたり、もうしっちゃかめっちゃかだったと思う。できない事が多すぎて、親の頭の中が大パニック!




今考えると、子どもにとても申し訳ない気持ち。志望校にはどこまでできていれば合格できるのか親にも分からないので、不安で押しつぶされそうで、「足りない足りない」とやらせることばかり考えてしまっていた。

でも、結局私の焦った頭でぐるぐる考えてみても、そんなに素晴らしいアイディアは浮かばなかった。

子どもは子どもで、こんがらかった頭でむやみに問題を解かせてみても、あんまり頭には残らなかった。

だったら、

10個やって1個より、3個やって3個覚える

疲れが取れず勉強に集中できないなら、一日中寝てリセット。

問題集の本を減らす。でなければ奇数問題だけまずは解く。

風に、一度ごちゃごちゃの頭の中身を減らしてみても良かったのかもしれない。




この問題は確実に解ける!と言う手応えが、焦っている時こそ必要なのかもしれない。特にやる事が多いと、前にやったところをどんどん忘れてしまうので、できていたはずの問題までできなくなっていく。

でも復習をしつつ新しいことを覚えると言うのが、凡人には難しいんだな(泣)。

我が家のように復習を忘れてしまいやすい人は、土曜日か日曜日を復習の日と決めるとやりやすいですよ。

子どもは、土曜日を復習の日、日曜日は午前中は計画通りにいかなかったためのフリータイムとし、午後は完全に休んでいました。本を読んだり、犬の散歩にいったり、ネットを見たりしてリフレッシュ。

最後の追い込みの時期でさえこのペースを崩さなかったので、マイペースな子どもは最後でグンと伸びると言うことはなく、ちょっとずつちょっとずつ右肩上がりの伸び方で、最後に受験に間に合ったタイプです。




何となく休むと言うことに罪悪感を感じる時期ではありますが、やる時は集中し、休む時はしっかり休む事が大切です。

そのためには、あれもこれもと欲張らず、やることをはっきりさせて集中しましょう!

とは言え、頭で分かっていても実際やるとなると結構勇気がいりますよね・・・。

では。