今の時期、ストレスも半端ないと思います。私も思い出すだけで、気分が・・・。
今日は受験の不安にも、面接対策にも役立ちそうな思考法をご紹介します。
岡田斗司夫さんの思考法が良かった
思考法はたくさんの本が出版されていると思いますが、私が最近読んで実践しているのがこちら。
「あなたを天才にする スマートノート」 岡田斗司夫 FREEex 著
ベストセラー「いつまでもデブと思うなよ」の著者である岡田斗司夫さんの本です。
さて、どんな本かというと、以下のフェーズを順番に行っていくうちに天才になる方法について書かれています。岡田さんの天才という言葉の定義は、発想力・表現力・論理力の3つの能力を兼ね備えた人です。
ここだけ聞くと、今天才にならなくていいんだけど(困)と思いますよね。最終的に天才になっていただきたいと思いますが(私は天才になろうと思ってやってます。笑)、その中のさわりの部分をやるだけで、不安な気持ちが和らいだり、面接の答えをより掘り下げて考えることができるようになると思います。
7つのフェーズで自分を変える
本の内容に戻りますね。
第1フェーズ 5行日記をつける!
第2フェーズ 行動採点をする!
第3フェーズ 理論訓練を始める!
第4フェーズ 見せてお話をしてみよう!
第5フェーズ 脳内リンクが始まる!
第6フェーズ 知識から教養、見識へ!
第7フェーズ ついに世に出る!
以上のフェーズをB5のノートを使い行います。
7つのフェーズで自分を変える
まず最初にやっていただきたいのは、第1フェーズ(今日あったことだけを書く)と第2フェーズ(それを採点する。マイナスをつけない)。簡単で、しかも不安やできなかった罪悪感などを減らしてくれます。
第3フェーズは、理論的に考える練習をします。テーマに対して、上下左右から考えていきます。「なぜ?」「ということは?」「時間をさかのぼる(前にも同じようなことがなかったか?)」「類似と連想」「私はいま、こう考える」という風にテーマを掘り下げて答えを探っていきます。この考え方を使うと、面接の答えがより深まると思います。
また、不安で不安でイライラしたり、落ち込みがひどいときには、「なぜ私はイライラするのだろう?」とか「こんなに落ち込むのはなぜか?」とテーマを設定して自分自身を掘り下げていくと、普段気がつかない自分の本心とそれに対する具体的な対処法を見つけられると思います。
我が家は間に合わなかったが・・・
残念ながら、この本を知ったのが2017年末なので、我が家の面接対策には使えませんでしたが、知っていたら絶対やりました!
以前も面接について書きましたが、なぜ?をたくさん考えると、それだけ「なぜ?」に対する答えが出てきます。最終的に「私はいま、こう考える」を、面接の先生方は聞きたいのではないかな?と思うのです。みんなと同じ答えでも、そこに「私は」の部分があるかないかが大事な気がするんですよね・・・。
でも、あくまで私個人の考えです。本当はどうなんでしょうね。知りたいです。
今の時期は寒いし、インフルエンザも流行しているし、マイナスのことばっかり数えて生活してしまいますね。あれもできなかった、これもできなかった、あれは大丈夫なのか?・・・って。
でも、まだまだやることやれることが沢山あります。やり切って欲しいです。そのためにも、意識的に気持ちを軽くした方が良いです。
医学部受験生の親の不安にも有効です
私は、超ポジティブでなくて良いと思うんです。
今まで頑張ってきて疲れているし、まだまだ山を越えていかなければならなくて、受験生本人もご家族も、どちらもしんどいと思います。しかも周りには既に私立の医大に合格した人の話もちらほら出てきますしね。
だから、プラスもマイナスもない、ゼロの気持ちで淡々と進んでいきましょう。お子さんが進めるように、お母さん自身の気持ちもゼロにして、支えてあげましょう。
「軽くしたい、軽くしよう。」と思ってもなかなか変われないこと、私もよく分かります。だから、今日この本を紹介しました。
変わりたいという気持ちだけではどうにもならなくても、ほんの少しの行動で心の状態が変化するのを実感したことがあるからです。すごく辛いと思っている人ほど、試してみて欲しいです。(効果なかったら申し訳ないです。ごめんなさいね。)
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