医学部の面接で嘘を言うのかどうかと言う問題。嘘、つきますか?つけますか?

医学部の面接。こんな怖い先生がいたらどうしよう・・・と不安になっていませんか?

うちも勉強だけでも頭が痛いのに、面接で何と答えるかは非常に頭を悩ませました。




医学部面接でよくある質問

面接の参考書に必ず入っている以下の質問、あなたはどう答えますか?

うちの子どもはこのように答えたそうです。

質問1

先生:「大学のある地方に残るつもりはありますか?」

子:「興味はあるけれど、先のことはわからない。在学中によく考えたいと思う。」

質問2

先生:「〇〇(大学のある地名)とは何かつながりがありますか?」

子:「ありません!」(きっぱり!)

先生方:(大爆笑)「そんなにはっきり言う人は初めてですよ。おじいさんの親戚がいるとか遠い親戚がいるようなことをいう人が多いかな。」

質問3

先生:「どうして〇〇大学を志望したのですか?」

子:「〇〇県は以前来て過ごしやすかったことと、△△(名物)がとても好きだからです。・・・」

大学に残ります、親戚がいます、貴学の□□の研究が素晴らしいと思いました、等々・・・

こう言う答えもあるな、とは思いました。こちらのように答える人の方が多いと思います。

どうするか迷いました。それは、地方の医学部は、地元で働くお医者さんを養成する役割があるのを分かっているから。

でも子どもが上のように答えると言うので、私も賛成しました。

心から思っていないことを取り繕って言うより、親戚がいなくても〇〇大学になぜ行きたいのか、どんなことが具体的に気に入っているのかを自分の言葉で語った方が、伝わると思ったからです。

親がしてあげられるのは、子どもの中にある答えを引き出すこと

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親が手助けできるとしたら、「なぜ?」の部分を一緒に探ることです。先生がこう言う答えを喜ぶだろうではなくて、その子なりの答えを一緒に見つけるのが大事です。

そして、考えた答えには、必ず「なぜ?」と3回くらい掘り下げて聞いてみてください。なぜ?と聞かれて詰まるようでは、まだまだ答えが自分のものになっていない可能性が高いです。

とは言え、医学部受験の右も左も分からないうちは、何を答えたら良いのかもよくわかりません。そこで面接対策本も何冊か買いました。

最初のうちは、よしとされる答えをまず知ることが大切だと思います。何冊か読んで行くと、だいたいこんな方向性なら大丈夫そうだなと言うことがわかってきます。

代々木ライブラリーの医学部面接ノートは、割ととっつきやすい感じで参考になりました。

かたい雰囲気の面接対策本も何冊か買いましたが、こちらはうちの子には答えられないような回答(知識も思考力もある立派な答え)が多かったので残念ながらさっと読むくらい。

参考書にしても問題集にしてもそうですが、人が良いと言ってもお子さんに合うかどうかはわかりません。お子さんのタイプにあったものを選ぶことが、とても大切かなと思います。

まだお子さんが小・中学生の保護者の方へ

うちの子は小学生・中学生だけど医師になりたがっている、と言う保護者さんは、今からきちんとした言葉遣いで会話することと、立ち居振る舞いに気をつけてあげると良いのではと思います。

敬語を使い慣れていれば、質問に集中できます。立ち居振る舞いも同様ですが、どちらも身についているのかいないのかは、簡単に見抜けると思います。上品さが求められているかどうかは分かりませんが、面接「試験」と言う場では、少なくとも不快感は与えない方が良さそうです。早くから気をつけてあげていれば、いざという時に少なくともその部分は自信を持って臨めるのではないでしょうか。

それを我が子ができていたのかと問われると、汗が出てきますけどね。^^;




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