国立大学前期試験の合格発表が始まっています
お子さんが合格された方、おめでとうございます。
お子さんが不合格だった方にはかける言葉が見つかりませんが、ここまでよく頑張りましたね、とだけ言わせてください。
私は合格発表と考えただけで、ドキドキして心穏やかではいられません。自分の合格発表のことなどケロリと忘れているのに、母親の立場での合格発表は本当に辛かった。
きっとお子さんの不合格を経験された方は、同じ気持ちでしょうね。
ただ、まだ後期試験のチャンスがある方は心のお掃除をして、リセットしてもう一度頑張りましょう。
後期に向けて勉強するのは、前期試験よりも辛い
当たり前ですが、まず後期試験を受ける人は前期に比べて随分減ります。
そんな中で、3月の中旬になっても受験が続くのは、辛い。
もう投げ出してしまいたい!やめたい!
こんな風に思っても仕方ないくらい、親も子も疲れ果てています。
後期試験を受けられるのは、すごいこと
後期試験を実施している医学部は少ないため、足切りの点数が上がりますよね。
だから、そもそも後期試験を受けられること自体、私はすごいなあと思うのです。
ハイレベルな戦いに参加できるくらい、努力した証明です。お子さんを褒めてあげてください。
モチベーションが上がらない時。誰かのために何かしてみる。
頭では分かっていても、なかなか気持ちが追いついていけないことがありますよね。
お子さんも勉強しよう!と思ってもできないこともあるでしょう。
お母さんも、元気を出して子どもを応援しよう!と思ってもできないこともあります。
そんな時には、無理に勉強するのではなく、人のために何かしてみるのをオススメしたいです。
挨拶やお礼をしっかりしよう
一番簡単なのは、家族にしっかり挨拶やお礼を言うことです。
簡単なはずなのに、あまりに身近な存在で、きちんと向き合って言うことは少ない。
だからこそ、心を込めて言われた時の喜びは大きい。
嬉しいと言うプラスの気持ちがやる気を起こさせる。
元気が出ない、やる気が出ない。
こう言う時は、頑張るためのエネルギーが絶対的に不足しています。今までずっと神経を張り詰めて頑張って来たんですから、当たり前ですよね。
そう言う時は、一日しっかり休んで何もしないのもアリです。少しだけ元気が出たら、ちょっとだけ良いことをして、周りの人からプラスのエネルギーを戴きましょう。
挨拶をする、お礼を言う→良いことをした自分→ハッピー
挨拶をされる、お礼を言われる→ハッピー
良いことをしたり、人から大切にされると、自分のことを肯定的に捉えられる気がするんですよね。
試験に不合格というのは、やはり自分を否定されているような気持ちが伴うので、ちょっと自己否定的な気分になります。
お母さんにとっては、自分の大切なお子さんが否定されたようで悲しくなりますよね。自分のこと以上に辛いです。
だから、プチ良いことをして自己肯定感を高めましょう。
情けは人の為ならず、って本当その通りだと思います。
人は自分だけのためより、誰かのための方が頑張れるらしい
こんな風に書かれている本を読みました。
これは、確かにその通りで私も子どもと夫のためには頑張れます。ペットのために土砂降りの雨の中での散歩に行きます。でも、自分のためにはできません。
今のこの時期、お母さんは本当にお疲れだと思います。でも、こんなに頑張れたのもお子さんあってのこと。お子さんに感謝なのです。
もし、受験生がこの記事を読んでいるのなら、応援してくれたご家族のために、ありがとうってお礼を言って欲しいです。きっと喜んでくれますよ。そしてお互いに元気が出ます。
私は紅茶が好きなので、たまに子どもが淹れてくれました。子どもが淹れてくれるとやっぱり嬉しい!元気が出ました。
お部屋のお掃除をしても元気が出ます
お部屋のお掃除をして部屋がスッキリすると、心もスッキリして元気が出ます。
心を無にして、掃き掃除・拭き掃除して見るのも良さそうです。
私も雑巾掛けをすると、いつも気持ちがす〜っと軽くなるような。汚れを落とすということに集中するのが良いのでしょうか。
人の脳は1つのことだけを考え続けられないらしく、常に思考があっちこっちと飛びます。それが疲れる原因でもあるとか。
あちこち気を散らさず、1つのことだけに集中する習慣をつけるとむやみに疲れず、エネルギーを温存できると思います。
禅と掃除 清々しく暮らす 升野俊明 沖幸子 著
元気が出たら二次対策に集中する
元気が出たら、面接と小論文対策(山梨大学などはお勉強もありますが)をもう一度しましょう。前期での反省を踏まえて改善できることはまだまだたくさんあると思います。
<関連記事>
面接:医学部面接で自分を理解してもらうには?素人なりに考えた私の意見。
眠れない時:もうすぐ国立二次試験。夜眠れないときは、開脚ストレッチがききました。
お母さんも、もうひと踏ん張りです。
でも、お子さんの元気が出るとお母さんも一緒に元気が出ちゃうので、お子さんがエネルギーをもう一度ためられるようにお手伝いしてあげるのが一番かな。
では。
<関連記事>
受験で疲れた心には、楽しいことより無感情?受験生のお母さんにぜひ試して欲しいこと。
子どもの医学部受験に対する苦しさから親が解放されるには、結局は親自身の劣等感を克服するしかない。