受験生は365日決まった時間に起きる方が良いらしい。土日もお正月も。

起きる時間と寝る時間。

どちらがより大事なのでしょう?

受験うつの診療で有名な吉田たかよし先生によると、起きる時間を固定する方が良いそうです。週末はもちろん、お正月でも同じ時間に起きる。

そして、疲れた時は夜早く寝て体調を整える。

朝早く起きることを軽くみていると、受験生は苦しむことになりかねないとのこと。不調を訴える受験生はたいてい朝起きられなくなっていて、それを機に勉強がはかどらなくなったり、精神的に不安になってイライラしたりしてくるのだそう。

膨大な量を勉強しなければいけない医学部受験生は、夜遅くまで勉強することが多いと思いますが、少し早めに寝て朝は決まった時間に起きるようにした方がいいのかなと思いました。

メリハリつけるよりも、同じ生活リズムを毎日淡々と続けられるか。

医学部受験は、それが大事なのかな・・・。




我が家は早寝早起きを実践。理由は予備校が遠かったから。

高校生・浪人生の時は、なるべく同じ時間に起きるようにしていました。学校や予備校があるので、決まった時間に起きざるを得なかったからなんですけどね。^^:

予備校は約2時間の通学時間が必要でした。必然的に6時には起きないと間に合わなかったため、早起きできる時間に寝ることをとても気をつけました。

高校生の時は夜は10時過ぎに、予備校生の時は予習復習をどうしてもこなしきれず11時に寝るようになりましたが、それでも7時間は寝ています。

7時間睡眠のお陰か(それだけが理由ではないと思いますが)、不安定で勉強に手がつかないと言うことはありませんでした。イライラもほとんどなかったと思います。割といつも安定した状態でした。

本人は内心不安やキツさを感じていたと思いますけどね。だから、「医学部二浪は耐えられそうにないので別の学部も受ける」と言い出したのだと思います。




お子さんは朝型・夜型?うちは朝も夜も苦手です。

朝型の勉強の方が頭がすっきりするし、勉強時間も長くできるから良い。

いやいや、朝は眠いし自分は夜の方が勉強が捗るから夜型だ。

どちらも本当で、朝が良いか夜が良いかは人によると思います。

で、我が家はというと。

うちの子どもはロングスリーパーなので、朝も目が覚めないし夜も早く眠くなります。そして、センターの2週間前に夜型から朝型に変えようと思っても、簡単には切り替わりません。

予備校の立地から早起きすることになりましたが、結局うちの子どもにとっては朝型が良かったと思います。もし、うちのように朝も夜も眠いなあというお子さんなら、朝型と決めてしまって受験までそのペースを崩さずに生活してみてはいかがでしょうか。




親も辛いけど早起きサポートをして子どもの伴走。

学校がある日と同じ時間に365日起きる。起き続ける。

これ、難しいですよね。全然簡単なことではない!

だから、きっと子どもの意志だけでやり続けるのは大変だと思います。親のサポートが必要なお子さんもいると思います。

本当は親も平日はくたくただから、できれば土日はゆっくり寝ていたいですよね(泣)。

うちの場合は、土曜日は予備校、日曜日は予備校へは行かず通学の負担を減らす(往復4時間は大きい)。日曜日の午前中は家で勉強という予定を組んでいました。でも平日にものすごく疲れてしまった時は、土曜日も在宅に切り替えて少しだけ遅く起きるようにしてこまめに調節。

そんな時は、私もちょっとホッとしました。やっぱり毎日朝早く起きるのは辛かったんです。私は本当に朝が苦手なので・・・。

でも、勉強効率だけでなく心の安定にも良いことだと聞いて、頑張って良かったなと思いました。



まとめ

365日、朝は同じ時間に起きるように心がけ、実行する。

朝起きることを軽くみると、受験生には困ったことになることがある。(成績不振や心の不調を引き起こす)

ロングスリーパーの人は、早く寝て早く起きるようにすると良いかも。

親も朝は辛いけれど、何とか頑張って子どもが朝起きられるようにサポートしよう。




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