田舎のサラリーマン家庭の子、医学部へゆく。
勉強嫌いの子どもがリビング学習で医学部へ。子育て・教育・お金について考えるブログ。
医学部受験生の母

コツコツ勉強ができないお子さんには、親の助けが必要。

日本女子バレー監督の中田久美監督が、NHKのプロフェッショナルに出ていらしたのを偶然見ました。

 

スポーツに興味がない私でさえ、お名前と10代から全日本でセッターをされていたことは存じています。

 

きっとものすごく努力家で、忍耐強く、人格も素晴らしいのだろうなと思っていましたが、番組を見ていると「やっぱり」と思うエピソードや発言。

 

なかでも私とは決定的に違うと思ったこと。

 

自分で決めたことは、途中で投げ出さない。

 

中田監督は簡単に言っていたけれど、どれだけ難しいことか。

 

おそらく、負けず嫌いだったり、良い意味でプライドの高いお子さんは、中田監督のように自分が決めたことだからと、主体的に動いているのでは?そんな気がしました。

 

そういえば、うちの子どもの周りを見ても、出来る子は小さな頃からそういう気質があります。そういう子は、誰かに言われて勉強していたのではなく(どの分野でも同じですが)、自分が目標を決めたから、今日はここまでやると決めたから、と行動しています。




翻って、うちの子ども・・・。

 

いいえ、子どもよりもっとダメなのが私です。

 

自分のこととなると、ちっとも自分で決めたことをやり続けることができません。自分が決めようが、人が決めようが、やりたくなかったらやらなくなる。

 

一度気が乗らなくなると、続けられません。(だからブログも時々長期で止まってしまいます。)

 

私がこのような性格で、我が家の受験で良かったのか悪かったのか・・・

 

まあ結果的に自分がダメだからこそ結果的に良かったのが、子どもが私と似たようなところがあり、「この子はただ放っておくと自分と似たようなことになるな。」と確信していたので、子どもが勉強を続けられるように徹底的にサポートしよう!と思ったことでしょうか。

 

うちの子は、「自分で決めたことを守る、守らないと気持ちが悪いと感じる」子ではないのですね。

 

私自身が頑張り屋で、努力の末難関大学に合格して、キャリアもある母親だったら多分子どもがあまりに欲がなくて、イライラしていたでしょう。

 

そもそも私は器が大きくないので、自分と子どもの違いをなかなか受け入れられないだろうし、「何で頑張らないの!努力が足りない!」と思いっきり子どもにあたっただろうと言う自信があります。

 

親の私が、子どもの頃から上記のように言われていましたが、頑張るどころか

 

「できないものはできないよねー。」

「頑張れ、頑張れって、何でそんなに頑張らないといけないんだろ?」

「別に誰にも勝たなくていいし・・・。」

 

そんな風に思っていました。

 

そんな風に感じる子に、

 

「あなたを信じているよ。」

「自分で頑張ってごらん。」

 

こういう言葉をいくらかけても、ダメです。

 

このタイプの子どもは、勉強を一人でやるようになり、なおかつ成績が上がるまでやる続けるなんてことは、めちゃくちゃハードルが高いのです。

 

モチベーションが上がっても、早ければ1秒後、遅くても数日であっと言う間に下がってしまいます。

 

調子が良い時はまだ少し長持ちしますが、ちょっと成績が悪くなるともう本当にダメですね。

 

では、どうすれば?

 

何より大事なのは、短時間で良いから勉強する習慣をつけることです

こういう子に必要なのは、まずは習慣づくりです。

 

勉強することが当たり前という習慣や環境を作ってあげることが、一番最初に必要です。

 

自分に合った勉強法とか、良い参考書や問題集を探すよりも、もっと大事なのではないかな。(当然最初から見つかっていればより良いに違いありませんが。)

 

ただ、これが親にとっても子どもにとっても、ものすご〜〜〜〜く忍耐が必要だし、時間が掛かることです。

 

子どもが勉強に対してネガティブな気持ちを持たずに、毎日勉強することが習慣化するまでには、本当に長い時間が必要なんです。

 

そして、なにより親は我慢、我慢、我慢の連続です。(うちの場合は、子どもの方がより多く我慢したかもしれません・・・反省)

 

うちは最初は5分、10分から始めました。定期テストや模試の結果が悪かろうが、とにかく毎日勉強を一緒にし続け、勉強法をあれこれ試して、高校を卒業するまでには親に言われなくても勉強するようになりました。

 

本当は高校生になって親と一緒に勉強するなんて、ある意味恥ずかしいことだと思っています。本来なら、もう一人で出来て当たり前なんですよね。

 

恥ずかしいことかもしれないけれど、我が家には当たり前のように毎日コツコツ勉強する習慣がなかったので、まずはそれを定着させないことには学力の向上は難しかったと思います。

 

中学受験をしているお子さんたちが小学校からやっていたことが、うちは高1の時点でできていなかったのです・・・。

 

ある意味あとがない大学受験で、親子で慌てて帳尻合わせをした感じです。

 

浪人生になると、私は本人の計画を聞いて少しアドバイスするくらいで、基本食事や体調の管理、願書の取り寄せなどのサポートが主になりました。

 

医学部合格後、「よく頑張ったね。」と声をかけたら、子どもは「自分が決めたことだから。」とちょっとはにかみながら答えました。

 

「自分が決めたことだから。」と子どもが言うなんて!!

私の子どもが言うなんて!!!!!

 

心の底から驚いたし、本当に嬉しく思いました。

 

親は子どもをやる気にはさせられません。悲しいことに。

 

結局、私が子どもにしてあげられたなと思うのは、何だかんだとケンカしつつも勉強をする習慣を一緒に作れたことくらいだったかも。

 

もっと子どもが小さな頃に、なるべく楽しく(ゲーム感覚で)毎日勉強する習慣をつけてあげられたら良かったな。

 

でも、私は賢い母親ではなかったので、医学部受験が終わってから初めてぼんやりと理解しました。

 

11月になりました。

 

日も短くなり、寒くなってきましたね。

 

親御さんもなんとなく暗い気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

 

まずはご自分の心と体の調子を崩さないように気をつけてくださいね。

 

温かくして、ほんの少しの時間ほっとする時間を確保して欲しいです。(私のオススメは夕方の空を見上げたり、夜空の星を眺めることです)

 

お子さんは、親のことを見ていないようでよく見ていますし、親の感情を敏感に感じ取ります。

 

お子さんが家に帰ってきた時に、心から「ほっ」と出来るようにしてあげてください

 

これが今の時期に親が子どもにしてあげられる一番大切なことではないかと思います。

 

そのためにもまずは、ご自身を大切にしてくださいね。

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