まだまだ間に合う!医学部面接対策。

いよいよ国立大学の前期試験まで1週間を切りました。

センターからあっという間のような、長かったような。

でも、笑っても泣いてもあと1週間。

二次試験の勉強については、私からアドバイスできることはないのですが・・・

もしかしたら面接の対策が進んでいないお子さんもいらっしゃるかもしれないので、しつこいのは分かっているのですが、もう一度面接対策を見直していただけたらと思い、記事を書きます。

二次試験の面接は今からでも得点を伸ばせる

私は面接に関しては、親が介入しても良いと思っています。

なぜなら、受験生は17歳から20代前半が多く、しかもまだ社会に出たことがないからです。一度社会人になり再受験する方なら話は変わってくると思いますが・・・

うちの子どもも、今受験のお手伝いをしている子も、正直言うと、大人からすると物足りないことしか答えられませんでした。「ここまで幼いのか。」とがっかりしますが、実際幼いので仕方ないですよね。

ものすごく苦労したこともなければ、社会をのぞいたこともない子に、自分で気づけというのは高望みだなーと思ったので、うちは親が子どもをリードしました。

学科試験が不調に終わっても、面接で助けられることもある

うちの場合は後期合格なので前期試験とは少し違うのですが、得点開示をしてみたら小論文の得点が予想より少し低く、面接の得点が予想より少し高く、合計すると私が考えていた得点(後期合格者の真ん中あたりの得点)で合格していました。

もし面接点が受験前の想定得点(少々低め)になっていたら今年も不合格になっていました。面接について親子で意見の交換をしたり、受け答えの練習をしていて本当に良かった!と心から思いました。

自分で思っていたところで点が取れないことは、受験では本当によくある話です。でも、得意科目で点が取れなくても面接で救われることもある。

あくまで我が家の経験に過ぎませんが、でもそういう経験をしたからこそ、最後にもう一度、面接対策を親子でされることをお勧めしたいと思います。

注意点!親子での医学部面接対策。

受験生のお子さんはまだ反抗期の場合が多いようです。もしそうなら、親の意見を押し付けたり、子どもの言うことをバカにするような発言はしないように気をつけてください。

子どもを思ってのことなのに、その大切な子どもが落ち込んだりイライラしては本末転倒。おまけに喧嘩までしたら、子どもにとってみれば「大迷惑!!」になってしまいます。

我が家は私がえばっているのか(?)、それとも子どもが大人で私に対して寛容なのか分かりませんが、面接対策での子どもの反発はありませんでした。

一応私の意見を押し付けるのではなく、答えの甘いと思う部分を「なんで?」「どうして?」と聞いていくうちに、子どもが答えのヒントにたどり着くようにしていたつもりではあります。

また私だけではなく、子どもが信頼している夫にも「会社の面接官なら就活生がこう答えたらどう思う?」と意見を聞きました。親がリードといっても、親が答えを出す必要はなく、子どもの中にある答えを引き出すお手伝いをするだけです。

そして、質問に対してはなるべく以下のように答えるように練習しました。

「〇〇だと思います。理由は3つ(2つ)あります。1つは・・・・。2つめは・・・・。3つめは・・・・です。」

結論→理由。

付け焼き刃でも、せめて想定される質問にはこのように答えられるようにできると良いのではないかな?と思い練習しました。

反抗期真っ最中のお子さんなら、面接は親はしない方が良いかもしれないですね。その時は、学校や塾の先生方にお任せする方が良いと思います。

最後に

私は、各予備校が出している無料の情報誌(特に医学部関係)を面接試験の参考にしました。もちろん面接対策の本も買いました。

医学部合格者が面接で実際にどう答えたかが掲載されているのですが、研究者志望の人もいれば地域医療をしたい人など、意外とバラエティー豊か。駿台の方が研究者志望の子が多いのかな?なんて思ったり。「なるほど、こういう答えもアリなんだ。」と目からウロコのことも。

合格者の体験談をじっくり読むと、①面接の秘訣と、②「質問に対する受験生の答え」と「受験生の人物像」が一致することがとても大事なんだなと感じました。

受験情報誌など誰でも手に入れられるものから、たくさんのことが分かります。お手元にありましたら、もう一度読み返されてみるのはいかがでしょうか。