教育はお金がかかる。
最近ものすごく実感しています。国立大学に入学できたのは本当に親孝行でありがたい。けれど授業料以外の生活費の仕送りが大きい。しかも6年。普通のサラリーマン家庭にはかなり大変な金額です。
そんなわけで、家計を再考しています。まずは節約、っと。
ネットで「節約」と検索をかけると色々な節約法が出てきますね。ふと教育費の節約法ってどんなことがあるかな?と興味を持って調べてみました。
ない。
ないに等しい。(汗)
横山光昭さんの本がありました
子どもにお金をかけるのは、やめなさい 横山光昭著
「教育費 節約」と検索するから見つからないのかもしれませんね。教育費を節約しようという人が少ないのか、教育費と節約という言葉の相性が悪いのか?
ところで、教育費って削るのに罪悪感がある項目ですよね。今費用を削ることが、子どもの将来の幅を狭めてしまうような気がするのは、私だけではないと思うんです。
だからついついお金をかけてしまって、教育費貧乏という言葉ができたり、↑の横山さんの著書があるわけで。
我が家も子どもが小学生くらいまでは、スイミング・公文(3教科)・美術教室と通わせていました。どれも子どもにとっては良かったと思います。
スイミングで泳げるようになったし、公文で色々な本に出会えたし、美術教室は楽しく集中することを体験できたと思います。でも3〜4万円は月に掛かっていたと思います。
一応我が家は子どもが大学に行くことを前提にライフプランを考えてきました。田舎に住んでいるので、おそらく一人暮らしになるだろうと言うことも予想。
でも想像以上にお金がかかって、正直に言えば今びっくりしています。
大学の費用は高校までとは桁違い
さて話を戻します。大学の費用ありきで考えると、我が家が節約できるのは大学に入るまでの費用です。費用をいかに少なくかつ成績を上げていくかをものすごく考えました。
オール公立
塾費用は極力抑える
我が家は上記の方法、つまり節約の王道である固定費の削減で、大学費用を貯めることにしました。
私立の中高一貫校を考えなければ、小学生からの進学塾の費用も、中高の学費もかかりません。田舎の小中学校はのんびりしているし、子どもも進学塾に通うタイプでもないので、全然分からないと言う部分を作らなければいいのかなと思いました。
田舎ではオール公立は王道で、選択肢がほとんどないからあまり悩まずに済みましたし、周りに私立に行く子がいないと「私立進学校に行かなくて将来大丈夫かな?」と不安にならなかった。
考えても答えが出ないことに無駄にエネルギーとお金を使わずに済みました。
これは田舎に住んでいて良かったことです。
塾に関しては、塾に行くよりもまずは親が子どもの勉強につきあって勉強時間を増やすほうが効果が高いと判断しました。自分から勉強する子ではないからこそ、その部分は外注せず親がみよう、と。
小学生の頃から高校まで勉強に付き合い続けました。
選択と集中
最近
「もし我が家に子どもが3人くらいいたら、きっと私はお仕事していたと思うよ。」
と子どもに話しました。
「もしそうだったら、自分は医学部に行けなかった。」
子どもはこんな風に言いました。
子どもも自分から勉強するタイプでは無かったと思っているようです。偏差値が50でも親が諦めずに受験勉強に付き合ってくれたから合格できた、と感じてくれているのかな?
我が家は「資源を投入する時は集中してかける」タイプかな?と思います。お金のことだけではなく、母親である私の意識も時間も子育て(受験)に集中させました。
もっと優秀な方なら、仕事もしっかり母親業もしっかりとできるのですが、私にはできません。だったら自分が大切に思えること、自分ができることを集中的にした方が良い結果になるのではないかな、と。
人はみんな違うから教育方法に正解はないけれど、違うからこそ親は子どもをよく観察して何に集中するか考えることが大切なのかなと思います。
それを真剣に考えてあげられるのは、親だからこそです。
時には子どもに我慢させることもあるかもしれませんが、長い目で見て大切なことにかけてあげたいですね。
ただ問題は、親が正しいと思っていることが必ずしも子どもにとって正しいか分からないってことなんですけどね・・・。
それについてはまたよく考えることにします。
公認会計士の林先生の本。選択と集中を知らない人は、教育費に無駄が多いそうです。ドキ!
ウワサの保護者会でも高い教育費がテーマになっていました。
大学でかかる費用 All About