田舎のサラリーマン家庭の子、医学部へゆく。
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焦る気持ちを持つ医学部受験生と持たない受験生の違いはどうして生まれる?

4月に入り、新年度となりました。

 

焦るなら、今日この瞬間からだと思います。どの受験生も夏休みから追い込んできます。少しでもリードしたければ、夏休みまでの間にどれだけ他の受験生より先に進めるかが鍵になると思います。

 

そう考えたら、もう本当に時間がなくて焦りますね。私もこの時期は気ばかり焦って何も手につかないという状態でした。




本気で「時間がない」と理解するのは難しい

前年のセンターが終わると、「センター試験まで360日」なんて学校に貼り出されて「気が早い」と思う人もいらっしゃると思います。私もちょっと苦笑しちゃったりしました。(先生に申し訳なかった)

 

生来のんきな私のような人間は、いよいよ直前にならないと焦りを感じることは難しいのですが、現役で合格していく人たちは何年も前からちゃんと現実的に色々考えていたのだと、後から分かりました。

 

彼らは受験までに勉強に使える時間を計算し、いつまでにどこまでを終わらせるかをいつも考えています。しかも実行するんです。本当にすごいと思います。

 

一方、うちの子どもと私。私は親ですし、ずっと子どもと勉強をして出来ていない事がよく分かっているのでさすがに高3の4月は焦りました。ただ私は焦りはしたけれど、具体的に何をどこまでやれば良いのかが分からなくて迷走しました。

 

子どもは恐らく高3の秋くらいまで本気になれていなかったのではないでしょうか。頭では分かっていても、時間のなさを具体的に理解できていない状態ですね。

 

現役の最後は子どもも焦りを感じて頑張りましたが、不合格。でもこの経験が、締め切りまでに学力を合格レベルに到達させないと、努力が報われないと教えてくれたと思います。



現役で合格する子

医学部に合格していった子どもの友人を思い返すと、残された時間からやることを正確に逆算でき、しっかりと消化していける子から合格していったような気がします。

 

そういう意味で、やるべきことをしかるべき時期にやれる位精神的に大人だったのだと思います。一方、うちの子どもは自分で自分のスケジュールを管理する能力が低かったと思います。

 

思い返すと、小さい頃から学校の予定などにわりと無関心でした。無関心でも大丈夫だったからでしょうね。私が先回りして連絡帳を見て用意したり、小学生の頃は登校班での登校なので他の子に迷惑をかけないように朝起こしていました。だから子どもは困ることがなかったのでしょう。

 

結果的に、自分の予定を自分で把握する力、予定の内容を見てあらかじめ必要になるものを予測する力、必要な物を間に合うように用意する力 の成長が遅れたと思います。

 

こういう力を育てることの重要性に、本当の意味で母親の私が気が付いていませんでした。出来ていないことに文句は言っていましたが、その原因が私自身だとわからなかったのです。完全に子どものせいにしていました。

 

勉強ができるお子さんは地頭も良いのでしょうが、それに加えてしっかりと自分の将来を自分自身のこととして捉えられるのでしょうね。自分が今これをしておかないと、困ることになるって経験したから知っていたのでしょうか。その辺は聞いてみたいなあと思っています。




スケジュール管理能力を育てるには、経験させるしかない

毎日子どもに「時間がないんだよ。」「あなたが困ったことになるよ。」と言っていても、糠に釘という保護者の方もいらっしゃるかと思います。

 

多分ですが、お子さんはうちの子どもと一緒で今現在困っていないのだと思いますよ。

 

ちなみにこれではマズイと遅ればせながら気づいた私は、小学生の6年生から2つのやり方をミックスして少しずつ子どもに教えていきました。

 

1、忘れ物などは届けない。子どもが頼んでくるまでお節介を焼かない子どもが痛い目を見て気がつくパターン

 

2、優しく子どもと一緒に色々する中で、やり方を教える親の言うこともなかなか役立つ事があると気がつくパターン

 

最初は優しく教える。何度か間違えても叱らない。優しく「難しいよね。」「お母さんも忘れちゃうよ。」と共感したり、「今度間違えないようにするにはどうしようか?」と出来る方法を考える。

 

同じことを3〜4度失敗した場合はごちゃごちゃ言わずに「助けられない。」とシンプルに伝えました。自分で考えてね、と。

 

案外大抵のことは、子ども自身で切り抜けられる事が多かったです。「なんだ、自分一人でもできるんだ。」反対に「こりゃ親は頼れないな。」と思うと少しずつ先を見て行動するようになりました。

 

とは言っても勉強の計画性を持てるようになったのは、まだまだずっと先の高3終わり〜浪人生のあたりでした。




まとめ

時間がないと焦る受験生になるには、子どもの頃から先を見通して必要なことをやるべき時にやれる力の育成が大事。

 

今すぐ焦って欲しい!と親は思いますが、親が一人でぎゃあぎゃあ騒いでも、子どもは「うるさいなあ」と思っても焦りはしないと思います。

 

もうここまで来た以上は、親も子どもはまだ一人ではできないことを認めて、出来るようになるようにサポートしてあげた方が良いのではないかなあと思います。

 

私も「高校生にここまで手をかけていいのか?」と結構悩みましたが、自分ができることを精一杯子どもにしてあげたと思うし、これ以上はできないと思っているので、結果がどう出ても後悔しなかったと思います。自分の持てる力を全て投入することが、親も子も後悔しないためには必要なことなのかもしれませんね。



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