偏差値50で医学部志望のお子さんは、勉強の基礎体力をつけよう!

今日は偏差値50前後のお子さんをお持ちの方に向けて書きますね。

うちの子どもは偏差値が50以下から医学部に挑戦したので、今同じような成績でどうやったら医学部に受かるかなと悩んでいる親ごさんの参考になればいいのですが・・・。

言い方がひどいのですが、普通に考えたら偏差値が50では医学部は受からないと思うんです。

模試の判定なども判定以前な感じで、ただ挫折感を味わうために受けてるんじゃないか?という気さえしました。

あの頃は、どこから手をつけていいのかちっとも分からず、右往左往していました。

そして、今偏差値50をお持ちの親御さんに伝えたいのは、お子さんに必要なのは長時間勉強できる勉強の基礎体力をつけること!ということです。




勉強の初心者は質より量を心がける

実は、子どもが医学部を目指し始めたころは、生意気にも「効率的な勉強をさせなければ!」なんて思っていました。^^:

でも効率的な勉強って、特に勉強初心者にはハードルが高かったなと思います。

これは実感なんですが、初心者は上級者が言っていることを正確に理解することができないのです。

勉強上級者の人が教えてくれる勉強法を、初心者がやっても再現できないことが多いです。もちろん初心者はできているつもり。でもどこかずれてる。

上級者の言っていることの本質を理解できず、うわべを真似して出来ているいるつもりなだけです。初心者でもそのあたりを的確につかめる人はもちろんいると思うので、きっとそう言う人は他の人より伸びる速度は早いと思いますが。

だから、勉強初心者のお子さんには基礎問題をたくさん与えてみてください。同時に少しずつ勉強時間をのばして、長時間勉強できるように訓練。

慣れないうちは特に大変で、とっても苦しいと思います。

頑張っているのに、それなのに、一向に成績が上がらない。辛い。

初めてこの時に、勉強方法を工夫してみようとか、自分に足りないものは何か、と考え出すでしょうし、教えてもらったり本に書いてある勉強法について、前より深く考えてやってみるようになるのではないでしょうか。

中学受験をしているお子さんは、小学生で長時間勉強の訓練済み?

うちは中学受験をしていませんし、高校受験も長時間勉強に子どもが耐えられそうになかったので1日2時間程度でした。

でも、中学受験をする小学生には1日10時間勉強することって、特別ではないそうですね。(お子さんが中受した知り合いに聞きました。)

既に小学6年生で1日に10時間も勉強する訓練を受けているお子さんと、高校生になってもせいぜい1日2〜3時間が限界のうちの子では、そもそもの勉強基礎体力が違うのは当たり前だなと思いました。

今まで部活で忙しかったけど引退後本気になったとき、片やいきなり10時間できる、片やせいぜい2〜3時間では勝負は見えてます。

それを逆転するには、よほどの頭脳を持っているとか、ものすごい先生がつきっきりで指導するとか、その他の要素がずば抜けていないと難しいですよね。

もちろんうちの子どもにはずば抜けた頭脳もないし、ものすごい先生もつけてあげられない。

となると、高校生だけれど、中学受験をする小学生よろしく1から長時間勉強する訓練を始める以外道はなしです。

訓練を始めてから約2年とそれなりに時間はかかりましたが、高3の夏にはできるようになったので、時間については医学部を目指す他の受験生に追いつけてきたような気がしました。




子どもの通う地方国立医学部も中高一貫校出身者が多いです

子どもが所属している部活のお友達も、趣味が同じで仲良くしてもらっているお友達も、聞いてみるとみなさん私立の中高一貫校の出身者です。

全国的に医学部合格者が多いことで名を馳せる有名校ばかりです。

でもそれも納得します。

あんな大変なことを、小学生からやっていたんだなあと思うと、頑張った本人も親御さんにも頭が下がります。

そんなお子さんたちと医学部受験という同じ土俵に乗るためには、特に偏差値が50あたりのお子さんはがむしゃらに勉強時間を増やすことが大事じゃないかな。

最初から10時間もできないと思いますので、中学生や高校1年生なら夏休みは1週間に1時間ずつ勉強時間を増やしていくのはどうでしょうか。

受験生になるともうそんな悠長なことは言っていられませんので、とにかく必死にやるしかありません。限界に挑戦ですね!

少しずつ勉強の基礎体力がついてくれば、またその先のお子さんに必要なこと、問題点が見えてきます。

焦らず一歩一歩進んでくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

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