優秀なお子さんの頭の中をのぞいてみたいな〜。
子どもが医学部受験生だった時、ずっとそう思っていました。
一体子どもとどの部分が違うのか。
単純に不思議でした。
現役時、模試を受けると息子の成績は志望校の一番下のランク(例えば500人近い志望者の中の350人が属する一番下のランク。このランク、一番人数が多くてビックリ)。
一番上のランクを見ると正答率が93%以上の人が10人以上・・・・
10人以上!?そんなにいるの?(ビックリ)
その頃は子どもはセンター換算で80%を取れるか取れないかと言う状態。何をどうすると93%という高得点を取れるの?
もっと都会に住んでいたら?
小学生の頃からSAPIXとか日能研とかに通って勉強していれば?
(知ったかぶりしているけど、この2つの塾の名前を知ったのは子どもが高校生になってから。汗)
中学受験をすれば良かった?
県のトップ高に入れるように中学に頑張れば良かった?
予備校に通えば?
家庭教師をつければ?
・・・・・
・・・
ありとあらゆる「たられば」を考えたりもしました。
人と同じことをしても結果が同じとは限らない
結局同じような環境を与えたからと言って、子どもも同じ結果になるとは限らないんですよね。可能性は高まると思いますよ。でも絶対じゃない。
誰にも未来はわからないから、知っている情報のありとあらゆることをしないと、実現しないのではと不安で仕方ない。
子どもに申し訳ないなと思うこともありました。
田舎に住んでいなければ、少なくとももう少し学習環境を選択する余地があるんです。
考えても変えられないことは、考えない
でも考えてもどうにもならないことは、考えることをやめちゃった方が良い。
どの受験生も、みんな違う。
合ったやり方を、それぞれが見つけていくしかないのだ、と諦める。
その方が、探している答えにたどり着けると思います。
お金がなくても、田舎に住んでいても、独学でも、多分医学部に受かる人は受かります。
でも、どんな人でも同じようにやれば受かるとは「絶対に」思わない方が良いです。
同じならね、いいんですけどね。
呪文を唱えて心のモヤモヤを消す
うちはいつの頃からか呪文を唱えてました。
「普通の人は頭の良い人の真似をしてはいけない。普通の人の真似をしよう。」
「私たちは普通の人間だから。」
なぜか親子でそう言っていると、比べようとは思わなくなるんですよね(笑)。
模試のトップ層とはそもそも違うんだ。まずは一番下のランクから1つ上がれる勉強法を考えよう、と。
そんな風に思いながら勉強を続けました。
志望者の一番下の層から抜け出せた!
高1の頃から志望校には医学部を書いていましたが、一番下の層からやっと抜け出せたのが高3の全統マーク模試第3回でした。
あの時は本当に嬉しかった!
抜けたとは言ってもE判定か良くてD判定ですけどね(笑)。
でも大きな一歩でしょ?
学部を選ばなければ、同じくらいのセンター得点でもっと知名度のある大学に合格できるかもしれない。
だけど、医学部を志望している限りはE判定からなかなか抜け出せないのが、医学部受験の辛さの1つ。
頑張りましょう。
一歩一歩。
普通の人の普通のやり方で。
うまくいかなくても、何度もチャレンジする折れない心を作流のがほんと大事!
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